ちょっと雑学:「くだらない」の語源が日本酒にあった!
つまらないこと、面白くないことを“くだらない(下らない)”といいますよね。
道路だと「日本橋」電車だと「東京駅」を起点として、「下り」といい、逆は「上り」といいますよね。
でも、江戸時代はこれとは逆で西から江戸へ向かうことを「下る」と表現していました。
江戸時代の日本酒造りの本場は何と言っても関西。 当時から、「灘の酒」は銘酒と呼ばれており、江戸で作られる酒の評判は良くなかったため、関西から運ばれてくる酒は貴重とされていたようです。
そこで、関西から運ばれてくる酒を「下り酒」といい、下る酒は旨くて、下らない酒は旨くない。
ということで「くだらない」の語源となったようです。