冷やはすっぴんの酒
日本酒の世界で”冷や”は「常温」を示す言葉です。
温度にして約20℃で、口に含むと少し冷たいと感じる程度です。
冷蔵庫の無かった江戸時代、燗か冷やしかなかった頃の名残の言葉だそうです。
実は”冷や”こそが日本酒の「素顔」です。冷やで旨い酒は、温めても冷やしても、味が崩れることなく旨いです。
ワインでの室温は、ヨーロッパで主に生産されてるので16℃~18℃ですね。
日本酒は日本の酒ですから、同じ常温でも温度が違うのは当たり前です。
日本酒の良いところは、温めても、冷やしても旨い万能選手だということです。
ワインと異なり、肉には赤ワイン、魚には白ワインなどということもないですしね。